一人暮らしにおすすめのホットカーペット
段々と寒くなってきましたね。
寒さは足元からと言っても過言ではないほど、冬は強烈な冷気が足元を襲います。
そんな冷気をシャットアウトするには窓に断熱材を張ったり、隙間対策が必須です。
でもなんだかんだ言ってこれがあれば一発で温まるアイテム。
それがホットカーペットです。
冬の暖房器具は電気代がかさみますので実際ホットカーペットのコスパはどうなのか検証してみました。
目次
ホットカーペットのラインナップと選び方
ホットカーペットのラインナップで代表的なのがじゅうたんタイプやホットマットタイプですが、最近はフローリングタイプもよくみかけます。
色々あって何がベストかは好みの違いにもよりますが、大まかに以下のポイントを中心に選べば良いでしょう。
- ランニングコスト(電気代)
- 衛生面
- 機能面
ランニングコスト(電気代)
「冬に使用される家電の電気代」でも触れましたが、冬の暖房器具は電気代がかさみます。
それはそのはず、消費電力がどの暖房器具も軒並み高いです。
しかも起きている間は常時稼働がほとんどです。
ホットカーペットも例外ではなく、平均して1時間当たり500W程の電気を消費します。
ですので、適正なサイズで消費電力の低いホットカーペットを選びましょう。
一人暮らしでも恋人や友人が頻繁に訪ねてくるようなら2人用で、1人の時は部分的に温められる機能の付いた商品が良いでしょう。
衛生面
一人暮らしなら衛生面は特に気にしましょう。
冬は乾燥するので、いつの間にか埃がたまっていてアレルギーや喉を痛める原因にもなります。
抗菌加工や防ダニ対策の取られた商品が良いですが、丸洗いができるものがとても楽チンです。
常に清潔に保ち、風邪を引いたりする原因を排除する事はコスパ的には重要です。
1人しかいないのに風邪を引いたら悲惨ですよ(泣)
機能面
切り忘れがあると危ないですし余計な電気代もかかります。
ホットカーペットを選ぶ際は自動OFFタイマーがある商品を選びましょう。
あと1畳タイプを買う分には必要ないと思うのですが、省エネモード(暖房面切替)や温度調整機能があると節電にもつながりますし快適です。
ホットカーペットのコスパ比較
ランニングコスト(電気代)、衛生面、機能面をある程度満たした売れ筋人気商品を5つ比較しました。
※電気代に関しては強で6時間使用と仮定(単価27円換算)
機能\商品 | HailiCare ホットマット | 山善 小さくたためるカーペット 1畳タイプ | [山善] 洗えるどこでもカーペット | パナソニック ホットカーペット ヒーター本体 | タンスのゲン ホットカーペット |
サイズ(cm) | 50 x 60 | 176 × 88 | 180 × 80 | 176 × 126 | 176 × 176 |
重量 | 499g | 1.2kg | 1.75kg | 2.5kg | 3.24kg |
消費電力 | 220W | 中=114W、強=165W | 弱=約27W、中=約46W、強=約70W | 330W | 500W |
電気代(1日) | 36 | 27 | 11 | 53 | 81 |
電気代(1ヵ月) | 1,069 | 802 | 340 | 1,604 | 2,430 |
洗濯 | 洗濯機で丸洗い可能 | × | 洗濯機で丸洗い可能 | × | × |
衛生面 | 防ダニ・抗菌・防臭仕様 | 高温でカーペット内のダニを退治する「ダニ退治機能」 | ダニ退治機能、ホルムアルデヒド、タバコのニオイ、生活臭、ペット臭を消臭(吸着・分解)するトリプルフレッシュ採用 | ダニ対策機能 | ダニ退治機能 |
タイマー | 自動オフ機能(3時間まで) | 切り忘れ防止自動OFF:8時間 | 切り忘れ防止自動OFF:8時間 | 切タイマー機能(2時間、4時間)&8時間切り忘れ防止機能 | 切り忘れ防止自動OFF:6時間 |
温度調整 | 6段階温度調節 | 3段階(弱・中・強) | 弱から強まで無段階で調節可能 | 2段階(中・強) | 2段階(中・強) |
暖房面切替 | × | 全面・左・右と暖房面を切りかえ可能 | × | 2面3通り切り替え可能 | 3面切り替え |
室温センサー | × | × | 室温センサー | 室温センサー | × |
電気代(1ヵ月)については面積が大きい商品ほど高くなる傾向がありますが、 暖房面切替機能があれば半分程度まで下がると思われます。
一人暮らしでも来客等が頻繁にある場合はあまり小さな商品は選ばない方が良いかもしれません。
高コスパなベスト ホットカーペットはこれ
では実際にどれぐらいのコストがかかるのでしょうか?
Amazonで今から新規で購入 (どの商品も楽天より安かったです) し、12月~3月まで1日6時間を4ヶ月使用したと仮定します。
コスパ\商品 | HailiCare ホットマット | 山善 小さくたためるカーペット 1畳タイプ | [山善] 洗えるどこでもカーペット | パナソニック ホットカーペット ヒーター本体 | タンスのゲン ホットカーペット |
4ヶ月電気代 | 4,277 | 3,208 | 1,361 | 6,415 | 9,720 |
本体価格 | 3,750 | 7,480 | 5,382 | 8,686 | 4,980 |
合計 | 8,027 | 10,688 | 6,743 | 15,101 | 14,700 |
コスパランキング | 2位 | 3位 | 1位 | 5位 | 4位 |
このような結果となりましたが、3位以下の商品も暖房面切替で1人用としてさらに小さく運用すると電気代も半分程度になります。
そうするとどれも1万円前後の運用コストになりますので、ある程度大きい商品が欲しい場合は無理せず大き目の商品を買うと良いでしょう。
コスパランキング5位:パナソニック ホットカーペット ヒーター本体
安心のPanasonic。
暖房面切替機能や室温センサー機能に加えてパワー速熱機能もあり、快適に使用できます。
数千円上乗せして快適性を追求するのであればオススメの商品です。
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コスパランキング4位:タンスのゲン ホットカーペット
サイズが 176 × 176 cm で比較した中で一番大きいです。
2畳程度のサイズを求めているのであれば一番コスパの良い商品です。
暖房面切替機能もあるので、運用次第で実際はもう少しコスパは良くなると思います。
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コスパランキング3位:山善 小さくたためるカーペット 1畳タイプ
丸洗いは難しいようですが、高温でカーペット内のダニを退治する「ダニ退治機能」が付いているので衛生面でも安心感はあります。
また、暖房面切替機能があるので部屋では大きく敷き、一人の時には省エネで使用できます。
軽くて折りたたんで収納できる点がポイントですが、 サイズ的には1位の「洗えるどこでもカーペット」と同じです。
![]() | 新品価格 |

コスパランキング2位:HailiCare ホットマット
サイズが小さくて持ち運びができるホットマット。
椅子に座りながらや布団に持ち込んでも使用できるので一人暮らしにはピッタリです。
本体価格も一番安いので少し温まりたいと言った要望であれば一番最適でしょう。
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コスパランキング1位:[山善] 洗えるどこでもカーペット
180 × 80 cm の大きさがあって丸洗いができ、コスパも最高ならこれで決まりです。
それでいて室温センサー機能まであるので言うこと無しです。
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以上、一人暮らしにおすすめのホットカーペットでした。
今回はホットカーペットに注目してコスパランキングを検証しましたが、「寒いのは嫌だけど何としてでも電気代を下げたい」と言う要望もあります。
そんな要望に応えるアイテムは湯たんぽ。
「一人暮らしの暖房代節約には「湯たんぽ」がおすすめ」で高コスパな湯たんぽを紹介していますので、こちらも一度検討されてみてはいかがでしょうか?