定期代の節約術
まとまった出費の一つ「定期代」。
人によっては年間20万円を超える方も少なくありません。
そんな「定期代」を節約できたら嬉しいですよね?
既に決まったルートで会社から交通費が支給されているので、節約の余地が無いように思います。
今回はそんな節約の余地が無いように思える「定期代」に切り込んでみます!
ちなみに・・・
サラリーマン単身世帯の1か月間の収入と支出の平均のうち、交通・通信費が消費支出の中で16.4%も占め、更に深堀りすると、電車・バス・飛行機は4.0%です。
総務省の家計調査2018より一般的なサラリーマン単身世帯の平均値だと7,229円。
車通勤や自転車通勤の方もいますので平均でだいぶ少ないと感じますが、実際に電車通勤されている方は、生活費に占める定期代の割合はもっと大きいです。
工夫して少しでも節約して行きましょう。
目次
定期代の節約方法
定期代の節約方法は原則として6か月単位で購入する事です。
会社から支給される通勤費は通常6か月定期の購入を前提とした金額しか支給されないことが多いと思うので、皆さん既にそうしていると思いますが。
ちなみに通勤ルートをチョロまかすと言った嘘の節約は止めましょう。
信用に傷が付きますのでコスパ悪いです。
購入のタイミングを調整する
皆さんの定期代は6か月でおいくらでしょうか?
仮に半年で48,000円、年間96,000円としましょう。
すると一日あたり約263円となります。
4月1日からきっかり買い始めるとこの方法は難しいですが、上手く土日やその他の連休明けに定期を更新するようにしましょう。
例えば、木曜で定期が切れる日場合。
有給等を駆使して金曜日を計画的に休み、翌週の月曜から定期を買えば3日分の定期代(263円×3日=789円)が浮いたことになります。
この買い方を続けるだけで、いずれゴールデンウィークやシルバーウィーク等、大型連休前に定期が切れるような買い方になり、更にお得になります。
なるべく計画的に休みが取れるよう、日頃から仕事をきっちりこなして行きましょう。
クレジットカードで購入する
これはどこのサイトでも紹介している方法です。
持っているクレジットカードの中で一番還元率の高いものを遣えば良いかと思います。
年間10万円ぐらいの決済額だと0.5%のポイント還元で500円程度です。
カード作る手間と比較して検討しましょう。
株主優待で購入する
こちらに関してJRは無いようです。
私鉄のみの限られたエリアではありますが「株主優待乗車券」と言った株主優待制度があります。
残りの期間と金額を比較して安いようでしたら購入してみるのも手かもしれません。
ちなみにメルカリやラクマでは金券類は出品禁止となっているようですので、買うのであればお近くの金券ショップかヤフオクで落札する方法になります。
JRをお使いならVIEWカードで定期以外の費用もまとめて節約
通勤手段がJRであれば思い切って定期券の機能を持たせたVIEWカードに切り替えましょう。
VIEWカード定期券にオートチャージを設定する事で、定期券の購入以外に様々なメリットがあります。
メリットとしては以下の通り。
- 定期、クレジットカード、Suicaが一枚になり、管理の手間が減る
- VIEWカードでオートチャージを設定するとクレジットカードの還元率が高くなる
- 時間の節約になる
- JRグリーン車が600円で乗れるようになる
定期、クレジットカード、Suicaが一枚になり、管理の手間が減る
コスパ!ではお金の節約だけでなく、時間の節約も考えています。
ですので、クレジットカードが何枚も増えていき、結果として管理コストが増えるのは避けたいです。
定期券の機能も持たせたSuicaとなると、VIEW Suicaカードかルミネカードしかありません。
年会費や他のリンク設定等の手軽さを比較すると、結局純正のVIEWカードになります。
JRを利用されている場合、交通費関係はまとめてVIEWカードに設定してしまいましょう。
VIEWカードでオートチャージを設定するとクレジットカードの還元率が高くなる
普段、街中でのショッピングにクレジットカードを使う方は多いかと思います。
クレジットカードの還元率は大体0.5%(銀行系)~1%(楽天カード等)が主流です。
中にはもっと高還元のクレカもあるようですが、マイナーなカードだったり条件が分かりにくかったりします。
しかし、VIEWカードであればオートチャージや定期券の購入が1.5%還元になります。
ポイントはオートチャージの金額設定を高めに設定し、普段のお買い物でもSuicaで決済する事。
Suicaの決済時点ではなく、オートチャージ時点で1.5%の還元を実現します。
Suica は 他の電子マネーやpay決済等に比べ、イオン・イトーヨーカドー・サミット・ドンキホーテ等、安売りのスーパーでも使えることが多く、高還元率での決済が可能です。
JR駅構内のお店だと更にポイント高還元率となるようですが、元々の金額が定価に近いのでそこは我慢しましょう。
もちろん定期券も1.5%還元なので、銀行系や楽天カードよりも還元率は高目の部類に入ります。
また、年間20万円の定期をVIEWカードで購入した場合、それだけで3,000円ポイントが還元される事になりますので生活が助かります。
時間の節約になる
定期区間以外では切符を購入し、チャージをするまで結構並びますよね。
しかし、オートチャージを設定すると券売機に行く手間が省け、定期区間以外に行ったときは重宝します。
また、チャージの残高が足らなくて改札が閉まるなんてちょっぴり恥ずかしいです。
「残高管理もできていないなんて」と、冷めた目で思われているかもしれません。
JRや地下鉄に乗る方ならば、お得な方法でオートチャージを設定しておきましょう。
JRグリーン車が600円で乗れるようになる
節約ばかりでも疲れてしまいます。
たまには羽を伸ばして日帰り旅行に行きたくなることもあるでしょう。
そんな時にはSuica決済で貯まったポイントを使うことにより、600円でグリーン車に乗ることが可能になります。
グリーン車は51km以上の長距離移動になればなるほどコスパが高くなります。
静岡県の熱海駅まで、茨城県の高萩からでも千葉県の成田空港駅からでも、600円でグリーン車の快適な旅が楽しめます。
VIEWカード定期券のデメリット
VIEWカードはメリットばかりではありません。
しっかりとデメリットも認識したうえで作るようにしましょう。
年会費がかかる
年会費524円(税込)が2年目からかかります。
定期券機能が無いクレジットカードであれば年会費がかかりますが、定期券機能があるカードは全て年会費がかかるようです。
その中でも一番年会費が安いのがVIEWカードになりますので、仕方ないところだと思います。
年会費を実質無料にするには、利用明細書を郵送ではなくウェブ明細に切り替える事です。
そうすれば、1ヶ月50円、年間600円分のポイント(ビューサンクスポイント)が還元され、年会費が実質無料となります。
ただ、紙で管理したい人には使えませんので、年会費がデメリットとなります。
ETCカードも年会費がかかる
524円(税込)がビューカードの年会費とは別に必要となります。
対策としては、無料でETCカードが付帯されている他のクレジットカードを使えば良いと思います。
いかがでしたでしょうか?
ざっくりまとめると、
- JRならば、購入のタイミングを調整し、クレジットカード(できればVIEWカード)で購入する。
- 私鉄ならば、上記の方法に加え株主優待が無いか調べてみる。
これだけで年間数千円ですが定期代を節約する事が可能です。
また「 手っ取り早く短期間で貯金を作る方法 」でも説明していますが、自己アフィリエイトでクレジットカードを作ると簡単にキャッシュバックで貯金が増えます。
まだチャレンジしたことが無い方は一度チャレンジしてみてください。
以上、定期代の節約術でした!