コロナウイルスによるネット通販の在庫状況や景気への影響
コロナウイルスの影響が全世界で広まっていますが、生活への影響も日に日に大きくなっています。
今の所、各都道府県での感染者数も増える事はあれど減ることはありません。
ネット通販での在庫待ちや今後の景気への影響を考察してみます。
目次
コロナウイルスの影響で買えないもの
最近では保存期間が比較的長い食料品やお米等が人気で品薄です。
都道府県にもよると思いますが、店頭の在庫が無い県もあるそうです。
コロナウイルスの対策や生活に直接影響があるマスク、アルコール消毒液、トイレットペーパーについてネット通販の状況を確認してみました。
マスク
マスクについては中国の状況が伝わり始めてから、いち早く在庫が無くなった商品です。
最近のニュースでは、マスク60枚を1万6,900円でセブンイレブンが販売していたと言うニュースが流れていました。
ネットで仕入れて転売していたとの事なので本部の指示では無いと思いますが、大手コンビニチェーンのセブンイレブンとしても頭が痛い問題でしょう。
にしてもセブンイレブンの看板を背負った店舗で定価の20倍以上の値段でマスクの転売とは驚きます。
影響が出始める前の最近まではマスクなんていくらでも安く買えたのに世の中の流れは速いものですね。
セブンイレブンで転売されていた商品はアイリスオーヤマの60枚入りマスクNRN-60PLと言う商品らしいですが、定価は700円ちょっとです。
マスクは比較的枚数をまとめて買えば一枚当たり20円以下で買えるものですが、今ではAmazonでも楽天でもヤフーでも売り切れか一枚当たり100円以上で売られているのが現状です。
マスクは毎日使うので、定価とは言いませんがある程度の値段で在庫があれば買っておきたい商品です。
アルコール消毒液
アルコール消毒液はマスクに次いで店頭から消えた商品の一つです。
普段の風邪やインフルエンザの予防には石鹸でうがい手洗いをしっかりしていればまずは一安心です。
しかし、コロナウイルスともなればどこのご家庭でも対策を強化しています。
一般的なジェルタイプのアルコール消毒液は即買えない状況になり、液体タイプのアルコール消毒液を霧吹きのようにして使っている所が多いようです。
しかし、こちらも今では適正価格とは言い難い状況。
定価では500円以下の商品も2,000円以上の値段が付いています。
ネット通販では価格を自由に決められたり、転売できる人が多いので定価の商品はすぐに在庫切れとなるようです。
トイレットペーパー
トイレットペーパーはマスク、アルコールに次いで騒がれた商品です。
丁度あと1ロールしかない!と言うご家庭では切実な問題です。
実際は経産省の発表ではトイレットペーパーの在庫は十分にあるそうです。
ですが、日本に在庫はあれど店頭からは消えつつあります。
ほとんどのご家庭では12ロール単位で買っていると思います。
賢い主婦ならセール等の安い時に12ロール×2~3ぐらい買っているのではないでしょうか?
毎月買うのも面倒ですし、適正量なら買占めとは言わないと思いますが、そんな感じでどこの家庭でも多めに12ロール×3~4買われてしまったら店頭から消えるのも無理ありません。
切迫したペーパー事情のご家庭が巻き込まれてしまっているのであれば問題です。
ネットでも適正価格のトイレットペーパーはどこも在庫切れで、通常の2~3倍の値付けがされています。
Amazon・楽天・ヤフー以外では買える?
基本的にはどこの店舗も在庫状況は厳しいようです。
また、Amazon・楽天・ヤフーでは出店が容易な分、転売で価格吊り上げのオンパレードです。
どこのネット通販各社も在庫状況は厳しいでしょうが、購入できるチャネルを多く持っておくのはリスク回避につながります。
適正価格で買うのであれば、悪質な販売者がいない大手のネット通販がおすすめです。
マツモトキヨシは後発ですが、その分在庫不足の商品も適正価格で見つかるかもしれません。
コロナウイルスの影響で今後起こると思われる状況
コロナウイルスは今後の日本人の生活を一変させる影響を及ぼすでしょう。
それは良い意味でも悪い意味でも。
短期的には悪い方向へ、それ以降は経済的において色々と選別が進むと予想されます。
働き方改革
もう都内では満員電車で通勤するのすらリスクでしかありません。
しかし働かなくては食べていけないのが現状ですが、ネット関連企業から続々と在宅勤務に切り替わって行くと予想されます。
実際インターネット企業の大手、GMOインターネットグループは約4,000人を在宅勤務に切り替えたそうで、これは国内従業員の9割弱にあたります。
しかも、2020年1月27日実施ですから意思決定のスピードは見習うべき所ですね。
業界や業種によって難しい部分はあると思いますが、今後は5Gの普及や時代の流れに乗り、この流れが加速していくと思われます。
これは仕事がAIに置き換わる第一歩なのかもしれません。
景気への影響
現在進行形で株価の暴落が起こっています。
世間では集客を伴うライブ関連や各種催し物はストップがかかっている状況です。
大衆心理も人込みを避けるようになっています。
人の流れが止まると言う事は間違いなく景気には悪影響を及ぼしますが、一方では在宅での消費活動にとってはプラスになります。
インターネット関連の企業にとってはプラスでしょう。
具体的にはネット通販、オンライン教育関係による時間の消費やYouTubeに代表されるネットビジネス関連は需要が伸びて行くでしょう。
外出できなくなった分、家で少し贅沢に過ごす為の消費では宅配関係や Apple Music や Spotify に代表される有料の音楽サブスクリプションも今後需要が増加すると思われます。
5Gに移行が進めばVR技術も普及してネットビジネス関連は旺盛を極めるでしょう。
しかし、短期的にはどこの企業も全体的な買い控えにより悪い影響に傾きそうです。
休暇の過ごし方
前述したとおり、今後は在宅での消費が増えると予想されます。
コスパ!では一人暮らし向けのサイトで「お一人様万歳!」状態でしたが、家族でも家で過ごす時間が増えるのではないでしょうか?
今はテレビに代わるYouTubeやゲーム、音楽等の娯楽が豊富ですし、Uber Eatsのような宅配ビジネスも普及してきています。
外で消費していた今までと比べても安価で楽しめるサービスが豊富なのがインターネットやスマホが普及した利点ですね。
外に出れない憂鬱を様々なサービスで前向きに捉えて行きましょう!
以上、コロナウイルスによるネット通販の在庫状況や景気への影響でした。
コロナは速く収束してもらいたいですが、日本の家庭に家族団らんが戻るのは嬉しい事だと思います。
マイナス面だけではなくプラス面も拾って前向きに過ごせれば素敵ですね。
家族仲良くが一番です♪