引越を安く済ます方法
一人暮らしの定例イベント、引っ越し。
お金の工面は大丈夫ですか?
同じところに何十年と住む方も居るかもしれませんが、基本は2年契約で更新するかしないかいつも迷います。
結局は更新した方が安くなるのである程度は長く住むのですが、やっぱりライフイベントに合わせて引っ越しは必ず発生します。
そこで問題なのが引っ越し費用。
会社都合での転勤であれば会社負担となる場合が多いのですが、自分の都合で引っ越しを決めると費用はもちろん自分持ち。
引っ越し業者への費用、敷金・礼金・仲介手数料、家具・家電の新調、その他諸々、とてもお金がかかります。
ですので、せめて引っ越し費用だけでも安く済ませる為の節約術をご紹介します。
目次
引越費用を安くする方法
引っ越し費用を安くする方法はズバリ「荷物を減らす」これに尽きます。
これはどの方法で引っ越しをするにも共通するポイントです。
小さくて単価の高いブランド物のバッグや服、小物などは別ですが、100均で買ったかさばる物や雑貨等は使ってないのであれば思い切って捨てましょう。
まとめると段ボール何個分にもなり、運ぶ費用の方が高くなります。
荷物を減らしたうえで、運ぶコストが安い方法を順次検討しましょう。
引越コスト順に並べてみると以下の通り。
方法 | 費用(円) |
宅急便・ゆうパックで済ませる | 5,000~ |
親族・友人の協力(車の提供込み) | 10,000~20,000 |
親族・友人の協力(レンタカー、カーシェア利用) | 20,000~30,000 |
引越業者に依頼する | 30,000~ |
宅急便・ゆうパックで済ませる
単身で荷物を極限まで減らせた方はこの方法がおすすめ。
関東圏内での引っ越しであれば、各社120サイズで1,600円前後となっています。
段ボール5個程度で済むのであればこの方法が一番お得ですが、通常は家電もあると思います。
例えばヤマト運輸のらくらく家財宅急便で運ぶとなると、Cランク(冷蔵庫や洗濯機等)は神奈川→東京まで7,535円です。

大型家電が2つ以上ある場合は次の「親族・友人の協力」の方が安くなるかもしれません。
親族・友人の協力(車の提供込み)
この方法が一番安くなる方も多いと思います。
実家に大型の車があるか、家族・友人のつてで軽トラが借りれるとかなり安く済みます。
引越当日までの梱包が大変で時間がかかるのと、荷物が破損しても保証は無いのがデメリットです。
少人数であればあるほど、自分のペースで予定が組めるのは単身者にとっては身軽でいいですよね。
あと忘れてはならないのが「謝礼」
家族だけであればガソリン代と食事をご馳走して終わりと言ったやり方も可能ですが、友人や会社の同僚に手伝ってもらうとなればそれなりのお返しは考えておきましょう。
一般的には一人につき電車代と3,000円~5,000円、場合によっては1万円、昼や夕方にかかれば食事代を。
と考えると、一人当たり最低でも5,000円ぐらいは必要な計算です。
中には「そんなのいいから」と言った間柄の友人もいるとは思いますが、一般的には謝礼のコストは考えておきましょう。

関東圏内で2,3人でサッと済ませば15,000円~20,000円ぐらいが相場です。
親族・友人の協力(レンタカー、カーシェア利用)
これは親族や友人の協力は得られるものの、運ぶ手段が無い場合にプラスアルファでレンタカーやカーシェアを利用するやり方。
メンバーの中に自動車を運転できる人がいることが前提ですが、これも業者に頼むよりは安く済む場合が多いです。
謝礼の費用は前と同じですので、車の手配が費用のカギを握ります。
レンタカーとカーシェア、どっちがお得?
カーシェアは全国にあると言う点でタイムズカーシェアになります。
タイムズカーシェアの料金は車種と時間によって料金が変わります。
車種が「ベーシック(220円/15分)」、「ミドル(330円/15分)」、「プレミアム(440円/15分)」とあります。
それぞれ時間料金が違いますが、一番安いベーシッククラスでもNISSANのNV200バネットが借りれますので、一人暮らしの引っ越しには十分かと思います。
一気に物を運びたいのであればミドルクラスにNISSANのNV350キャラバンがあるので、そちらが良いでしょう。
一般的な一人暮らしの近県への引っ越しを例に取ると、隣の件へ自宅から一往復と考え作業時間も含め6時間で返却と仮定します。
パック料金は以下の通りですので、6時間以内に済ませるか夜作業すると大分安くなりますね。
最大時間料金 | ベーシック | ミドル | プレミアム |
6時間まで | 4,290円 | 6,490円 | 8,690円 |
ナイトパック(18:00-翌9:00) | 2,640円 | 3,960円 | 5,280円 |
以下のケースは距離料金として、16円/kmが加算されます。
- 時間料金:6時間以上ご利用で利用開始時からの走行距離に対して課金
- ナイトパック:利用開始時からの走行距離に対して課金

基本的にはカーシェアの方が安く済むと思いますが、レンタカーの方が手軽なので手続きが面倒と言う方はレンタカーが良いでしょう。
金額と手間を比較して納得がいく方を選びましょう。
レンタルやカーシェアでの引っ越しは安価な分高リスクです。
借りる車なので傷を付けないよう荷物はしっかり保護し、自身が無ければ業者に依頼しましょう。
引越業者に依頼する
業者に依頼するのが一番コストがかかります。
ただし、一番ラクです。
2,3万円高くなっても時間が無い方や、自分で荷物を運びたくない方はこの方法になります。
安くする方法としては、繁忙期を避けること。
3月、4月は引っ越しの繁忙期なのでどの業者も高くなります。
反面11月前後は閑散期となり、少し安く引っ越しが可能です。
ただし、そんな都合良く行かないのが引っ越し。
物件の更新等で時期が動かせないのであれば、せめて相見積もりを取って一番安い業者と契約しましょう。

相見積もりを取ったうえであまりにも高いようでしたら、その時点で自分達で引っ越す事を検討しましょう。
以上、「引越を安く済ます方法」でした。
環境が人生を変えます。
皆様が心機一転、素晴らしい人生を歩めることを願っております。