家計簿の科目を知って節約につなげよう

生活費を減らす

貯蓄を増やすにはどうすれば良いのだろうか・・・

答えは結構単純で、「収入を増やす」か「生活費を減らす」以外にありません。

節約して貯蓄を増やす具体的方法を取るには、まず何にお金を使っているかを把握することが大事です。

今回はお金の流れを把握する為、総務省の家計調査を例に科目のポイントを説明します。

家計簿の収支項目の説明

まずは毎月の収入を生活費で消費して貯蓄に回すまで、簡単に家計簿の収支をおさらいしましょう。

総務省の家計調査での収支項目を一般的な家計簿等で使う言葉「」に置き換えてみます。

家計簿の収支項目
貯蓄を増やすには?家計簿の収支項目を知る
  • 実収入:勤め先からの収入や副業での収入、家賃収入等の「税込収入」
  • 実支出:消費支出と非消費支出の合計。
  • 非消費支出:いわゆる「税金」。住民税や社会保険料など、サラリーマンだと原則天引きされて自由にならない。
  • 可処分所得:いわゆる「手取り収入」。実収入から非消費支出を差し引くと可処分所得となる。
  • 消費支出:いわゆる「生活費」で食料費、住居費、光熱費と言った、生活を維持するために行う支出。
  • 黒字:実収入から実支出を控除してプラスの状態。一般的には貯蓄として将来に備える。
  • 赤字:実収入から実支出を控除してマイナスの状態。一般的には貯蓄を取り崩して生活費の補填をする。

消費支出(生活費)の科目説明

コスパ!では消費支出(生活費)を節約して貯蓄を増やす事を推奨しています。

総務省の家計調査では消費支出の項目を以下のように分類していますので、順番に見て行きましょう。

  • 食料:毎日の食費で調味料やお菓子、外食費も含まれます。
  • 住居:家賃や住居設備の維持や修繕にかかる費用も含まれます。
  • 光熱・水道:文字通り水道光熱費(電気・ガス・水道)。
  • 家具・家事用品:家事で使う電子レンジや冷蔵庫等の家電製品、照明器具やカーテン、ベッド等の家具、それ以外にもティッシュや洗剤の家事用消耗品等、多岐にわたる。
  • 被服及び履物:服や下着、靴等でクリーニング代も含まれる。
  • 保健医療:通院・入院費用の他に薬代や介護用の紙おむつや眼鏡、コンタクトレンズが含まれる。
  • 交通・通信:通勤・通学を含む移動費用や自動車関連費用の「交通費」と郵便代、電話代。※インターネット接続料は「教養娯楽サービス」に分類されます。
  • 教育:子供の授業料や教材費
  • 教養娯楽:自分の教養を高めるための書籍代や勉強代と娯楽に費やす費用
  • その他の消費支出:美容院やたばこ等の「諸雑費」と「交際費」や「仕送り金」が含まれる。

実に多くの科目がありますね。

実際に節約に取り掛かる際は費用対効果の高い科目から手を付けて行きましょう!

生活費を減らすポイント

「消費支出」に占める割合の多い科目でかつ簡単に削減できる項目から見直しましょう。

具体的な手順は「 簡単3ステップ一人暮らしの節約術 」で説明していますが、人によって変わりますので、ざっと以下の科目を目安にすると良いでしょう。

  1. 食料費(24.9%)
  2. その他の消費支出(16.3%)
  3. 教養娯楽費(11.5%)
  4. 光熱・水道費(5.8%)

※()は消費支出に占める割合です。

この目安はサラリーマン単身世帯の1か月間の収入と支出の平均のうち、消費支出の中でも高コストな科目です。

都市部と地方では住居費(家賃)と交通費(車関係)に違いがあり、持ち家やローンの有無でも違いがありますので、家賃と車関係は除外しています。

順番に見て行きましょう。

食料費(24.9%)

食費の中でも特に多い支出は以下の3科目です。

  1. 外食(9.5%)「19,000円」
  2. 調理食品(4.6%)「9,200円」
  3. 飲料(2.2%)「4,400円」

※()は消費支出に占める割合です。

※「」は1ヵ月の生活費を20万円と仮定した場合の金額

外食費

外食費は結構多いイメージですが、単身のサラリーマンだと昼に700円前後のランチを20回食べればそれだけで14,000円です。
多くなるのは仕方ないかもしれません。

調理食品

調理食品はお弁当やお惣菜の事で、これも一人暮らしとなると多くなりがちです。
単身ですと外食か弁当が食事の基本となる方が多いのを表しています。

飲料

飲料は缶コーヒーやペットボトルを毎日1本飲むだけで月3,000円は超えてしまうので、これも塵も積もれば支出が多くなりがちです。

一人暮らしにかかわらず食料費は多くなりがちですが、逆を言えばココにメスを入れるのが節約の近道となります。
ポイントはやはり「自炊」ですね。

その他の消費支出(16.3%)

その他の消費支出の中でも特に多い支出は以下の3科目です。

  1. 諸雑費(7.3%)「14,600円」
  2. 交際費(6.8%)「13,600円」
  3. 仕送り金(2.0%)「4,000円」

※()は消費支出に占める割合です。

※「」は1ヵ月の生活費を20万円と仮定した場合の金額

諸雑費

「諸雑費」とは、理美容サービス、理美容用品、身の回り用品、たばこ、他の諸雑費の事です。
具体的には美容院や日々のシャンプーリンス、石鹸から傘等の身の回り雑貨やたばこに関する出費ですので、日頃の雑貨を安く買うように心がけましょう。
たばこを吸っている方は節約を決めたのであれば真っ先に止めるべき項目です。
「諸雑費」の中に更に「他の諸雑費」が含まれ訳がわからなくなっていますが、冠婚葬祭にまつわる費用や掛け捨て型の保険料、介護サービス費等が含まれます。

交際費

交際費に関しては人生を豊かにする科目でもあります。
人によっては他を節約して交際費を増やしたいと言う方もいるでしょう。
ですので、あまり気の乗らない付き合い以外は交際費を有効活用して人生を楽しみましょう。
逆に付き合いで仕方なく行っているような交際は時間とお金の無駄ですので、上手く断る術を身に付けましょう。

仕送り金

仕送りと聞いてハッとしてしまったあなた!
ご両親が健在なうちに親孝行しましょう。
ただ、お金でなくとも電話やメール、LINE等で元気に生活している事を報告するだけでも嬉しいと思いますよ。

諸雑費に関しては日頃の交友関係に尽きます。
お金のかかる趣味があるとか、交友関係が広すぎると高額になります。
ポイントは「見栄を張り過ぎない」事ですね。

教養娯楽費(11.5%)

教養娯楽費の中でも特に多い支出は以下の3科目です。

  1. 他の教養娯楽サービス費(5.0%)「10,000円」
  2. 教養娯楽用品(2.5%)「5,000円」
  3. 書籍・他の印刷物(1.1%)「2,200円」

※()は消費支出に占める割合です。

※「」は1ヵ月の生活費を20万円と仮定した場合の金額

他の教養娯楽サービス費

他の教養娯楽サービス費に5%も何に使っているの?と思うかもしれませんが、NHK・CATVの「放送受信料」、映画・ゴルフ・遊園地等の「入場・観覧・ゲーム代」が隠れています。
「教養」と言う名に隠れた「娯楽」、ココに贅沢の極みがあります。

教養娯楽用品

教養娯楽費もゴルフ用品、ゲームソフト等、娯楽にまつわる雑費です。

書籍・他の印刷物

新聞、雑誌、書籍等、教養でもあり娯楽でもある書籍です。
無料で楽しめるサービスもありますので、一度本当に必要か再考する価値ありです。

教養娯楽費については「娯楽に偏り過ぎない」のがポイントです。

光熱・水道費(5.8%)

教養娯楽費の中でも特に多い支出は以下の3科目です。

  1. 電気代(2.7%)「5,400円」
  2. ガス代(1.8%)「3,600円」
  3. 上下水道料(1.1%)「2,200円」

※()は消費支出に占める割合です。

※「」は1ヵ月の生活費を20万円と仮定した場合の金額

電気代

電気に関しては気にしないで過ごしてしまうと思わぬ高額にビックリしてしまう事があります。
高額請求に驚いて電気代節約の検索をする方も多いのではないでしょうか?
固定費見直しの代表格とも言えます。

ガス代

こちらも電気同様冬場にとんでもない請求額に驚いた経験があるはずです。
ガスも電気も本体は安くてもランニングコストが驚くほど高い家電が多くあるので注意が必要です。

上下水道料

実は水道に関しては一人暮らしだとあまり問題なりません。
お風呂やシャワー、食事以外にあまり使いようが無いので。
節水コマ等でシャワーの勢いを弱めると入浴時間が長くなり、満足感が著しく下がるのでコスパ的には良くありません。

光熱費に関しては他の食費、交際費や教養娯楽費と違い欲望を押さえないと節約できない項目ではないので取り掛かりやすいですね。
ポイントは家電の設定やサービスの「切り替え」です。

節約のポイントまとめ

節約のポイントをざっとまとめると以下の通り。

食費:外食や弁当・ジュース購入の数を減らし「自炊」を増やす

その他の消費支出:雑貨は安く買い、交際に「見栄」を張らない

教養娯楽費:「娯楽」に偏り過ぎない

光熱・水道費:家電の設定やサービスを「切り替える」

以上、「家計簿の科目を知って節約につなげよう」でした。

今回は家計簿科目の説明でしたが、興味のある節約は各種リンクから試してみてください。

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Posted by コスパ!